ニュース・ブログ
2024.02.14
- ブログ
高齢者の健康教室で紙芝居「熊本ラーメン誕生秘話」を披露
熊本ラーメン誕生のルーツは?
今回の紙芝居は「熊本ラーメン誕生秘話」というストーリーです。
認知症予防の専門家・川畑智先生が宇城市松橋町で行っている
健康教室で披露しました。
豚骨白濁スープの熊本ラーメンは
福岡県久留米市の屋台「三九」がルーツです。
戦後間もない昭和22年当時、店主の杉野さんは
豚骨で出汁をとっていたものの、透明なスープの醤油ラーメンを作っていました。
杉野さんは横浜中華街で修行した人に作り方を習っていたので
広東風の中華そばだったそうです。
ところがある日、杉野さんが火加減を家族に頼んで外出したものの
その家族がかまどの火を見るのを忘れてしまいました。
そして気づいた時には、釜の中がグラグラと沸騰し、
骨も割れて中の骨髄が染み出していました。
でもこれが怪我の功名とでも言いましょうか。
そのお陰でスープが乳化現象を起こしてしまい
真っ白く濁っていたのです!
そう、今や九州のラーメン文化を支える豚骨白濁スープの誕生です。
面白いもんですねぇ。つまり、スープが白い豚骨ラーメンは
“失敗スープ”から生まれたんですよ。
そんな泣き笑いの誕生秘話を紙芝居でお届けしました。
ご来場の皆さんに大ウケだったので、嬉しかったなぁ!(^^)!